
計画的な退職を心がけましょう。
ポシティブに転職を考えている人は、自分の人生をステップアップしたいと考えている人がほとんどだと思います。
再就職するにしろ、自分で起業するにしろ、現状よりひとつもふたつも高いところを目指して転職するのですから、慎重に計画を立てて上手に転職しましょう。
前向きな退職といっても、あなた自身が決めて現在の会社を退職されるのですから、「自己都合」の退職となりますね。
自己都合で退職する時には、当然自分の意思で退職するタイミングなども決められるので、退職日などをある程度計画的に決定することが出来ます。
なので、転職することを決めたら、退職する日までにいろいろな準備をして、上手に退職出来るように心がけることが大切です。
なお、この記事でこれから書いていく内容はあくまでも一般的なことです。会社によって規定や基準・取り決めなどが違うことがありますので、ご自分で確認するようにしてください。
いざ退職するという時は、当然のことですが、ボーナスを貰った後や退職金を少しでも多く貰える時期などのタイミングを考慮して慎重に決めてください。
たとえば、会社の規定で決まっているボーナス支給の算定期間まで会社にいたとしても、ボーナスが支給される日の前に退職してしまったらボーナスは支払われないことになっています。
なので、当然ボーナスをもらってから退職するようにします。
また、退職金については、一般的に
「退職金算定の基礎額 × 勤続年数別支給額 × 退職事由別の乗率数」
という計算で算出されることが多いようです。
この退職事由別の係数は、自己都合で退職する場合は会社の都合で辞めさせられる場合に比べて、5〜3割少なくされることが多いです。
そして、勤続年数は長くなるにしたがって高くなることが一般的ですので、退職しようとする日が、もし、係数が更新される(勤続年数が増える)タイミングに近い時は退職日を少し延ばすように調整しましょう。
これからステップアップしていく自分の未来を前に、退職 → 転職という流れをスムーズに、そして有利にすすめていきたいものです。
ぜひ、参考にしてみてください。
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