
退職願・退職届の違い
さて、退職の気持ちが固まり、会社に辞意を表明するときがやってきました。
ちょっと緊張する瞬間ですが、新しい希望を胸に抱き転職後のことを考えるとワクワクしてしまう瞬間でもあります。
退職願や退職届はどちらも「自発的に会社を辞めました」という証拠になるものですから、なるべくならコピーなどを取った上で提出するといいようです。
・・・では、退職願と退職届とではどういう違いがあるんでしょう?
調べてみました。
★退職願とは
退職する意思があることを伝えるためのもの。
「退職しようと思っています」
という気持ちの意思表示です。
退職していいよ、という会社の承認を得られるまでなら撤回することも可能です。
撤回後の気まずさは当然避けられないと思いますが・・・。
★退職届とは
こちらは、退職する旨を伝えるものです。
「◯月◯日に退職します」
という決定事項として会社に通達します。
一度出してしまうと撤回は出来ません。
似ている言葉ですが、性質が全然違うものだったんですね。
一般的には「退職願」で提出し、退職の意思があることを伝えます。
ちなみに、
★辞表とは
役員以上の立場にある人が辞職の意思を伝えるときに使う言葉。
辞表を出せるのは、会社の中でもそれなりに立場のある人、偉い人が出せるということです。
役職無しの人が「辞表」と書いて出すとちょっと恥ずかしいことになってしまいます。
上気した三つの言葉の意味を知らない人が意外と多いんじゃないかと思います。
これらの意味をしっかり知って、退職する時はスマートに退職したいものですね。
参考にしていただけたらうれしいかぎりです。
次回は、肝心な退職願の書き方をお伝えしたいと思います。
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