周囲の人にどんな人だと言われますか？　面接でよくある質問⑥

面接でよくある質問の６回目は、「あなたは周囲の人にどんな人だと言われますか？」です。

周囲の人から自分はどんなふうに見られているか、といった自分への評価の「客観的な把握・認識」を見るための質問です。



面接を受けるために、「自分のことをどんな人間だと思ってる？」などと、わざわざ聞いて回る必要はありません。
友人や同僚・上司との普段の会話の中で出てくる、「お前って◯◯だよなぁ〜」といった自分への評価を述べればいいでしょう。

もし、そんなふうな評価を聞いたことがない、という場合には、自分で感じている部分で構わないので、集団行動をするときや組織で活動をするときに自分がどのような立場・役割を任されることが多いのかを考えて、「だからこんなふうに思われているんじゃないでしょうか？」と、あくまでも「自分の推測ですが」という前提で述べるのもいいと思います。

また、そういう評価や期待に対して自分はどう対応しているのか？期待を裏切らないためにどういう行動をしているのか？といったところも説明した方がいいでしょう。
ただ、自分の意思がなく、周囲の期待のままに行動してしまっている「受け身」のイメージを与えないようにすることが大事です。

面接官が知りたいのは、あなたの周囲からの評価そのものではありません。
周囲からの意見や視線を、あなた自身がどう捉えているか、どう判断しているか？を見ています。
なので、無理して高評価を得ているようかのような振る舞いをする必要はありません。