
転職後の後悔。転職ブルーの回避法とは?
現在の会社に不満があって転職したものの、転職した先の会社でも違った不満が出てきてしまい、
「出来ることなら、前の会社に戻りたい」
「この転職は失敗だったかも・・・」
「こんなことなら転職するんじゃなかった」
などと考えて、後悔してしまう人がいます。
こういった精神状態に陥ることを
「転職ブルー」
と言うそうです。
この転職ブルー、個人差がありますが、実は転職後に誰でも一度は経験する精神状態のようです。
では、何が原因で転職ブルーになってしまうのでしょう?
具体的には、
「同じ内容の仕事をするのに(前の会社とは)全然違うやり方で行う」
「オフィス内の雰囲気が(前の会社に比べて)悪すぎる」
「(前の会社とは)まるで価値観が違う」
また、
「面接時に、自分をよく見せようとして大きなことを言い過ぎてしまい、責任の大きな仕事を任されてプレッシャーに押しつぶされそうだ」
なんて要因もあるようです。
新しい環境に慣れるまではカルチャーギャップに直面するので、不安を感じるのは当たり前のことです。
では、「転職ブルー」にならないために何か対策はないものでしょうか?
まず大事なのは、「焦ってはいけない」ということです。
前の会社で体にしみ込んでいる仕事のやり方や価値観をいつまでも引きずらないで、新しい職場の環境に慣れるよう努力しなければいつまでたっても周囲に溶け込むことは出来ません。
焦らずに少しずつでいいんです。
周りの同僚や上司との距離を縮める努力をしましょう。
そして、意外と有効な方法なのが、
徹底的に「自問自答」
することです。
「ああ、転職に失敗してしまった!」「こんなつもりじゃなかったのに!」なんてマイナス思考に陥った時に、「じゃ、前の会社と比べて、いったい何が、どこが、いやなんだろう?」「すっかり忘れていたけど、前の会社に対する不満はなんだったっけ?」と、たとえば箇条書きにしてみるのもいいかもしれません。
こんなふうに、徹底的な自問自答をすることで、感情的になっている自分を理性的に客観的に見ることができます。
そして、新しい会社の見えなかった部分をしっかり見つめ直すことに直結します。
どうか試してみてください。
新しい会社への不満はいつかはきれいに払拭しなければならないことです、転職した人は新しい会社の環境の中で生きていくしかないのですから。
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