
転職先のいい面と悪い面を肝に銘じる
どんな仕事にも、いい面と悪い面ってありますよね。
そのことを肝に銘じておかないと、楽しんで仕事が出来ないし、長く続かないものだと思います。
私の知り合いに、今年27歳になる青年がいるのですが、彼はすでに13回もの転職の経験者です。
以前、彼にあったときに「どうしてそんなに仕事が続かないのか?」という疑問を、やんわりと投げかけてみたことがあります。
彼は、
「自分でもよく分からないんですが、転職先の会社はきっと自分に向いてるだろう、と期待して入社するんだけど、いざ働き始めてみると前にいた会社とはまた違った不満が出てきてしまう。それがどうしても我慢出来なくて、また辞めてしまうんです。」
と話してくれました。
私は彼より20歳近くも年上なので、『よぉし、ここは一つ、この私が、彼の心に響くような名言をかまして、彼の転職グセをストップさせてやろうじゃないか!』などと頼まれてもいない「余計なお世話モード」を発動させ、
「どんな仕事にもいい面もあれば悪い面もあるもんなんだよ、それを転職するたびにその会社の悪い面ばかりを見て辞めていたら、いつまで経っても自分にあった仕事なんて見つからないし、長く続けることなんて出来ないよ。」
と言ってやりました。
・・・とても「名言」とは言えない月並みな内容の意見でしたが、彼は神妙な表情で聞いていました。
最近の若い人の中には、彼のような気持ちになって仕事を次から次へと変えてしまう人が意外と多いようです。
「転職する」理由は人それぞれあると思いますし、転職すること自体はけして悪いことではありません。
しかし、彼のように転職する先々の職場の悪いところばかりを見て、「辞めたくなったから辞める」というような転職の仕方ではなんの成長もありませんよね。
転職するということは、悪いことではありませんが、それなりに様々なリスクを伴うことでもありますので、転職するごとに人間的にも社会人的にも成長しなくては意味がないと思います。
私は、このサイトを訪れてくれた方々が「意味のある転職」ができるよう、お祈りしていますし、支援が出来るサイト作りを頑張っていきたいと思います。
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