
リクルートスーツとビジネススーツの違い
さて、このサイトは「再就職・転職活動を成功させるための情報サイト」と謳っているので、今まで退職、転職の話題が多かったのですが、今回は関連はあるけどちょっとだけ趣向を変えた話しをさせていただきます。
このサイトにたどり着いた方はきっと「退職、転職」というキーワードで検索してこられた方が多いと思いますが、そんな、現在「退職、転職を考えている人」たちも、学生の頃はパリっとしたリクルートスーツに身を包んで就職活動に励んだ経験がおありだと思います。
いいもんですよね、あのリクルートスーツって。
デザインそのものは確かに地味ですが、なんかこう、希望に満ちあふれていて、「怖いものなし」というか、「かかってこんかい!」って感じというか・・・、ま、私がすっかりオッサン化してるからかもしれませんが・・・www。
そこで作戦なんですが、私たち転職希望者も就活学生のように面接時にリクルートスーツを着て行くというのはどうでしょうか?
真面目そうで元気ハツラツに見えて好感度アップ!高評価!・・・なんてことにつながる可能性はないのでしょうか?
少しでも有利に面接を受けたいと考えるのは、転職希望者の切なる願いでしょう。
「体力は衰えても心だけは新卒者のように初々しいのです!」みたいな感じをリクルートスーツでアピールできないものでしょうか?
ま、一般的な転職希望者がリクルートスーツを着ていくことはあまりないのが現状のようですね(笑)。
新卒の新入社員の方たちも、最初の一ヶ月ぐらいはリクルートスーツを着て勤務しますが、初任給でビジネススーツを購入する方が多いようです。
そこで、リクルートスーツとビジネススーツの違いってなんだろうと思って調べてみました。
ある紳士服チェーン店の話しによると、「リクルートスーツ」は学生がターゲットなので、ビジネススーツにはない安価な設定がされているとのこと。
コストを下げているため「生地が薄く長年は着られない」、「色は紺や灰色、黒が基本なので安価な生地を使っても見た目では高級な生地を使っているものとあまり変わらない」といったことがあるようです。
こんな話しを聞くと、一度は社会の辛酸を嘗め(?)、それなりに世間を見てきた(?)転職希望者が面接のときにリクルートスーツを着ていくのはちょっと控えた方がいいと思えてきますね(笑)。
それから、そもそもスーツのカテゴリーにリクルートスーツというのは無く、バレンタインデーのチョコレートと同じように、学生たちの就職活動が活発になってくる時期を見計らった百貨店や大手紳士服店などが、「商戦」として「リクルートスーツ」という定義を作ったのだそうです。
なるほど、そういうことだったのか。
今回、ちょっと気になったのでリクルートスーツについて調べてみましたが、いろいろ知ることが出来てよかったです。
知らなかったら、私のようないいオッサンがピッカピカのリクルートスーツを着て面接に行ってしまうところでした(笑)。
あぶないあぶない。
※なお、別に、着てはいけないということではありませんので・・・。
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